映画『チューリップ・フィーバー』を観て〜バブルの熱狂と、揺れる心〜
チューリップバブルを描いた映画
先日、映画
『チューリップ・フィーバー』を観ました。
以前、チューリップバブルについての
記事を書いたときに、
このお話を題材にした
映画があると教えていただいたので、
年末のお休みのときに、
見てみました。
※チューリップバブルの記事はこちらです。

チューリップバブル〜 球根1個で家が買えた話 〜
17世紀オランダで起きたチューリップバブルをわかりやすく解説。球根1個が家1軒分になった世界初の投機バブルとは?“風の取引”と呼ばれた先物取引と群衆心理の歴史から、現代相場への教訓を読み解きます。
チューリップ取引の生々しい描写
映画の中で描かれている
“チューリップの取引”の描写は、
とても生々しかったです。
・今買わないと置いていかれる空気
・チューリップの球根に法外な値がつく世界
・「これはおかしい」と薄々気づきながらも、
降りられない熱狂
こういった、
「感情が相場を動かしている様子」が、
迫力のある映像で描かれていました。
バブルの熱狂、揺れる心…
そして印象的だったのは、
登場人物たちの「揺れる心」でした。
登場人物たちは、
・安定した生活を望む心
・社会的に“正しくあるべき”選択肢
・一方で抑えきれない情熱や欲望
こういった間で、揺れ続けます。
バブルというと、どうしても
「愚かな人たちの失敗」という
単純な物語にされがちですが、
この映画を観ていて、
もし自分がその場にいたら、
果たして冷静でいられただろうか…
そんな気持ちにもさせられました。
あと、こちらの映画は
基本的には「恋愛映画」なので、
情熱的な恋愛模様の
描写も、なんか良かったですねぇ。
相場も、人生も。
理屈だけでは説明できないところが
あるからこそ、
少し怖いけれど、面白い。
そんなことを考えさせられる、
とても印象的な一本でした。
ーーー
【関連記事】

株式ってどう生まれたの?〜東インド会社のお話から紐とく
株式会社とはどのように生まれたのか。17世紀オランダの東インド会社を例に、株式の起源と「所有と経営の分離」という革命の意味をわかりやすく解説。株の本質を物語から紐解きます。

チューリップバブル〜 球根1個で家が買えた話 〜
17世紀オランダで起きたチューリップバブルをわかりやすく解説。球根1個が家1軒分になった世界初の投機バブルとは?“風の取引”と呼ばれた先物取引と群衆心理の歴史から、現代相場への教訓を読み解きます。

コンコルドの誤謬- 飛び続けられなかった、超音速の飛行機
コンコルドの誤謬とは何か。過去に払ったコストに縛られ、合理的な判断ができなくなる心理を、超音速旅客機コンコルドの事例と投資の視点から分かりやすく解説します。損切りとの関係も整理。


