「バリュートラップ」ってなあに?〜ケチな管理人が守る宝箱〜
今回は「バリュートラップ」
について、紐解いてみたいと思います。
前回、「バリュー株ってなあに?」
という記事を書きましたが…
「バリュー株=割安株」と思って
飛びついたはいいものの、
長い間株価が全然動かない…
そんな罠にハマることがあります。
これが「バリュートラップ」
と呼ばれるものです。
バリュートラップが起こる理由
前回の記事では、
PBR0.5の銘柄というのは、
「1000円のものが入っている箱が
500円で売られている状態」
というお話をしました。
この場合…
「500円で売られている箱」の中には、
1000円のものは確かにあるんです。
でも…
その中身を簡単に取り出せるかと言うと…
なかなかそうはいかないんですね。
実は、取り出すには、
管理人の承認が必要なんです。
で、この管理人が…
バリュー株の場合、
だいたいケチなんですよね(汗)
中身が取り出せない…
せっかく資産があっても、
株主に還元せずに
会社に寝かせっぱなしだったり。
何かあった時のために、と
内部留保ばかり増やして、
利益を会社にため込んだり。
すると
「PBR0.7倍」が「PBR0.5倍」に
なったりするけど、そのまま動かない。
だって、
中身が取り出せないんじゃねぇ…
こういう状態が長く続くと、
株価も長期間パッとしません。
宝箱が開くとき…
ただし、チャンスが訪れることもあります。
最近だと、
「PBR1倍割れ企業は改善してくださいね」
と東証に言われたり。
(2023年からのPBR1倍割れ改革)
アクティビスト(物言う株主)に
せっつかれたり。
箱の中のお金をだして下さい!って。
そうなると仕方なしに(笑)
ケチな管理人が
急に箱を開けてくれることがあります。
または、
箱ごと他社に買われちゃうパターン
(TOB)。
「300億円の財産が入ってる箱」
(そのうち換金できる財産が250億円)
が150億円で売ってたりすると、
まとめて200億円で買い取りますわ!
みたいな感じで。
大きな会社や、
大株主が名乗りを上げることがあって、
これが起きると
株価は一気に跳ね上がったりします。
バリュー株を持つ心構え
バリュー株は
高配当であることも多いので、
配当をもらいながら
“我慢比べ”になることが多いです。
長く持っていると
「いつまで待てば…?」
とつい思ってしまいますが…
財布の紐がゆるんだ時には
一気に報われる可能性があります。
つまりは、
バリュー株は「安いから買い!」
で飛びつくんじゃなくて、
その箱の中身が本当に価値あるものなのか。
そして管理人の気分が変わりそうかを
見極めることが大事。
我慢と観察力の勝負ですね😊
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