日経平均5万円は割高?割安?|短期的な“位置”と長期的な“価値”で考える

📊日経平均と市場サイクルの研究

日経平均5万円は割高?割安?|短期的な“位置”と長期的な“価値”で考える。


2025年に、ついに日経平均が、
5万円を突破しましたね。

ニュースでも取り上げられていて、
SNSでも「まだ上がる」「そろそろ危ない」など、
いろんな声が飛び交っていました。

では、日経平均株価5万円って
実際の所どうなんだろう…という所を、

私なりに紐解いていきたいと思います。


短期売買的な「位置」と長期投資的な「価値」は違う

紐解く上で、
まずはすごく大切な事があります。

それは、
「株価が高い・低い」と
「株価が割高・割安」というのは、

似てるようで…
実はまったく別の話なのです。


短期売買的視点での「位置」

「株価の位置が高い・低い」というのは、

チャートなどの
テクニカル指標をもとにした、

「短期売買的な視点」での見方です。

トレンドや形を読み解く、
いわば“パズルゲーム”的な世界。


長期投資的な視点での「価値」

「株価が割高・割安」というのは、

企業の財務状況や収益性などの
ファンダメンタルズをもとにした、

「長期投資的な視点」での見方です。

こちらは
“シミュレーションゲーム”的な世界で、
会社そのものの体力を見極めます。


「位置」と「価値」を混同しない

つまり、株価について話すときは

「短期売買的」な「位置」と

「長期投資的」な「価値」を

分けて考える必要があります。

ここを一緒にすると、
思考が混乱してしまいます。

たとえば、
「割安なんだけど、今は位置が高い」
なんてことも、普通にありえるからです。

そして、今の日経平均株価を
この2つの軸で見てみると…


短期売買的な見方では…

→ 株価の位置は「高い」と思います。

ただし、
“高いからすぐに下がる”
とも言い切れません。

いまの相場は、AI革命などの
「強い材料」主導で上昇しており、

需給もよく、“仕手株的”な様相です。

つまり、値動きそのものが
材料になっている状態。

このため、ここからは
乱高下を伴う展開になる可能性が
高いと思います。


長期投資的な見方では…

→ ここ20年ほどの水準と比べると、
少し「割高」に見えますが…

でも“実体のないバブル”
というほどではありません。

また、
「一株当たり純資産」が
毎年積み上げられる事を考えると、

次のように予想されます。

  • 3年後には「適正価格の範囲内」になっている
  • 5年後には「割安」になっている

ただ、インフレを考慮すると
今でも「適正価格」の範囲内ではないか、
という意見もあります。


…長くなりそうなので、
今回はここまでにしておきます。

…次回は「短期売買的」に見る
日経平均株価について、
もう少し掘り下げてみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました