損切りラインの“基本形”を、やさしく解説します。
「損切りラインは、
ポジションを取る前に決めておくことが大切」。
ということを、
前回の記事でお話しました。
でも…
「具体的に、どこを
損切りラインにすればいいの?」
と思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、損切りラインの
“基本形”をいくつかご紹介します。
① トレンドライン割れ


上昇トレンドの株価は、
ゆるやかな階段のように
高値・安値を切り上げながら進みます。
チャートに線を引くと、
その動きが一本の“上昇斜線”になります。
そのトレンドラインを明確に割ったとき、
「上昇の流れが壊れた」と判断して
損切りする方法です。
② 移動平均線割れ


上昇している銘柄は、
たいてい5日線・25日線より上で推移します。
そのため、
明確にこの線を下回ると
“トレンド変化”が起きやすくなります。
これは日足の例ですが、
中期なら週足の13週線・26週線を見るなど、
スタイルによって使い分けが可能です。
③ 直近安値割れ(押し目構造の崩れ)


逆張りで押し目を狙って
ポジションを取ることもあると思います。
その場合、
「直近安値」を割ってしまったら、
さらに下落が続く可能性が高まります。
これは、“押し目の構造が崩れた”と判断して、
機械的に切る方法です。
※今回紹介したのは「日足」ですが、
・デイトレ → 分足
・中期投資 → 週足
・長期投資 → 月足
なども、時間軸を合わせて見てみてください。
④ その他の方法
- 一目均衡表の基準線
- ATRを使った損切り幅
- ◯%下落したら機械的に切る
- 出来高の減少を基準にする
“手法の正解”はひとつではありません。
自分に合った型を、いくつか持つことが大切です。
大切なのは「サイクル」を回すこと
再現性のある、
“トータルで利益を出せるトレード”
を身につけるためには、
損切りをしたら終わりではなく、
その後の検証とフィードバックが欠かせません。
ポジションを取って
→ 損切りラインを決定する
→ 機械的に実行
→ フィールドバック作業をする
この「成長サイクル」を
淡々と回し続けることが、
トレーダーとしての強さにつながります。
次回は、
・ダマシへの向き合い方
・トレーダーの成長サイクル
について書いていきます。
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