ダイ・ウィズ・ゼロをどう考えるか|体験投資という選択
最近よく耳にする
「ダイ・ウィズ・ゼロ」という考え方。
ざっくり言えば、
「必要以上にお金を残して死ぬよりも、
体験に使ってゼロで死んだほうが幸せ」
という思想です。
理屈としては、とても分かりやすい。
せっかく増やした資産を、
最後まで銀行口座や証券口座に眠らせておくのは、
もったいない。
旅行や趣味、家族との時間に使った方が、
思い出という“資産”が残る。
死ぬ直前が一番資産が多い日本人
ただ、日本人にとって、
「ゼロで死ぬ」ということは、
なかなか難しいように思います。
- 老後の生活費や医療・介護費への不安
- 物価上昇への警戒
- 子どもや孫に残したいという心理
- 「貯めることは美徳」という文化
こうした背景から、日本では、
「死ぬ直前が一番資産が多い」
という人が少なくないと言われています。
お金から価値を引き出す能力は、年齢とともに落ちる
では、どんどん使えばいいのかというと、
そう簡単でもありません。
- 資産を減らすことへの心理的抵抗
- 年金制度への不安
- 忙しさによる先送り
- そもそも「やりたいこと」が明確でない
結局、
また来年でいいかと後回しにしているうちに、
時間だけが過ぎていきます。
そして気づけば、体力も気力も落ちている。
70代になってから初めてのインド旅行とか・・
少しハードルが高いかもしれませんよね。
「体験投資」という考え方
そこで、ゼロにすることにこだわらなくても、
体験に意識的に投資する
という発想は持っておきたいですね。
- 旅行や趣味にお金を使う
- 家族や友人との時間を増やす
- 健康への自己投資を惜しまない
個人的には、
テニスへの支出は惜しまないようにしています。
健康は、人生の後半で
最もリターンが大きい投資だと思います。
上手くお金を使うのも、技術
資産を増やすのは難しい。
でも実は・・
上手に使うことも同じくらい、難しい。
「死ぬときに後悔のないようにする」
そのためには、
資産形成と同じように、
「資産活用」にも
戦略が必要なのだと思います。
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