2007年の日経平均1万8千円と、2025年5万円はどちらが割高?|長期投資がプラスサムな理由

📊日経平均と市場サイクルの研究

2007年の日経平均1万8千円と、2025年5万円はどちらが割高?|長期投資がプラスサムゲームな理由

👉️2007年の「日経平均1万8千円」と、

👉️2025年の「日経平均5万円」

数字だけを見ると、
どう考えても今の方が“高い”ように見えますよね。

しかし実は・・

割高だったのは、2007年の方なのです。


割高なのは、どちら?

単純に、「株価が低い=割安」とは限りません。

重要なのは、株価の“中身”です。

◎2007年では、

日経平均の「一株当たり純資産額」は、
約 8,000円でした。

そして、この時の「株価」が18,000円。

なので、例えるなら、
「8,000円入っている箱を、18,000円で買っていた」状態。



◎2025年は、

日経平均の「一株当たり純資産額」は、
約 30,000円。

そして、
この時の「株価」が50,000円 になっている。


なので、同じように例えるなら、
「30,000円入っている箱を、50,000円で買っている」状態。


👉つまり、
2007年の方が、 “中身に対して高かった”

ということになります。


この18年で“箱の中身”は3.7倍に


2007年から2025年の間に、
日本企業は着実に利益を積み重ねてきました。

その結果、日経平均の

「1株あたりの純資産」は
約8,000円 → 30,000円へと増加したのです。


つまり、
企業がしっかりと利益を残していくことで、
着実に財産を増やしてきたのですね。


株式の価値は
「会社財産の所有権」が基本となりますから、

企業が財産を増やした分、
その価値もきっちり増えていったという事です。


「日本はオワコン」なんて
言われることもありますが・・

大企業の多くは、
着実に株主価値を積み上げてきたのです。

そう、日本の大企業は、とっても優秀なのです。


これが“プラスサムゲーム”の本質


株式投資は「ゼロサムゲーム」
(誰かの勝ちが誰かの負け)と思われがちです。

しかし、長期的には違います。

👉企業が利益を出せば、「純資産」が増える。

そして、

👉「純資産」が増えれば、株主価値も増える。

つまり、
時間を味方につければ、

市場全体のパイは、拡大していくのです。

2007年に 8,000円だった
「一株あたり純資産」が、

2025年には 30,000円になっている訳ですから。


これこそが、
長期投資が“プラスサムゲーム”である理由です。


では、未来はどうなる?


それでは、少し想像してみて下さい。

日経平均の「1株あたり純資産額」は、

2007年:8,000円

2025年:30,000円

と増加しました。

では、この推移でいくと、

2030年、2035年、2040年には・・
どうなっているでしょうか?


企業が利益を積み上げ続ける限り、
「箱の中身」はさらに育っていきます。

将来は、今よりもっと・・

“中身の詰まった箱”に
なっているのではないでしょうか。


※また、次回以降の記事で、
未来の「一株当たり純資産額」や、
「日経平均株価」を試算してみたいと思います。


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